野菜・果物　台風で高騰　(2019/9/17日経22)

台風15号の影響で関東地方では果物や野菜など農産物の価格が上昇している。千葉ではナシが、茨城ではミニトマトの収穫が滞ったりしたため、卸値が上昇し、小売価格に波及した。

停電で鶏卵や牛乳の生産に支障が出ている。幅広い農畜産物で影響がさらに広がりそうだ、とのこと。

それは影響がありますよね。あれだけ被害があったのですから。

価格が上がるのは当然のこととして、大きな打撃を受けた農畜産業の方々は、みんな立ち直れるのでしょうか。イメージだけですが、そんなに楽々と業を営んでいるとも思えないのです。

体力余力がないならば、復活までの道のりは大変なのではないでしょうか。廃業を選択しなくてはならないようなことが増えてしまったらどうしましょう。

急場をしのぐ対応が先ずは大事ですが、根本的な復活への道筋を考えるのも大事ですね。なんだか、毎年のように巨大で甚大な被害をもたらす台風がやってきます。

災害耐力をもう少し上げないとダメだということでしょう。しかし、その力をどうやってひねり出すのかが問題です。

平和の時代に無造作にはびこった無駄を小さくしないといけません。自然の驚異への耐力を養うというのは、強い意志と忍耐と根性です。とても実現が難しいことです。