停電続く千葉　住民疲弊　「仕事できぬ」「食材なくなる」(2019/9/11日経35)

台風15号による大規模な停電は関東南部で10日も続き、千葉市などでは復旧が11日にずれ込んだ。冷蔵庫やエアコンが使えず、生活に与える影響は大きい。

気温が上昇しており、熱中症リスクも高い。南房総市で、93歳の女性が熱中症とみられる症状で死亡した、とのこと。

僅か30㎞程しか離れていないのですが、こっちは普通の暮らしが営まれています。通勤圏内なのに、まったく臨場感がありません。

被災されている方々も、速やかに復旧がなされ、停電も断水もそう長く続く訳がないと思っていたのでしょう。今もなお、停電しているという事実に驚きます。

「災害に備える」意識は相当に広まっているとは思うのですが、先例のない大風の猛威は想定を超えたのですね。生活インフラが大きな被害を受けると、日常は直ぐに行き詰ります。

「備え」には大きな力を要しますが、どこまで備えれば良いのでしょう。自然の猛威がこの国を襲うことが年々多くなっているように思います。地球温暖化の影響でもあるそうですが、「異常を含む日常」に対し「備え」が必要です。解っていますが、実行は難しいです。