走るスマホ 二輪の夜明け(2019/7/24日経11面)
電動スクーターベンチャーのゴゴロ(gogoro)のオーナー達が台湾各地から1100台集まり、走りを楽しんだ。愛好家は「ゴゴロは生活や交友関係などすべてを変えた。乗り物以上の存在だ」と話す。
台湾の人口2300万人に対しスクーターの登録台数は1400万台を越える。この5年でスクーターに付き物だった排ガスの臭いや騒音が徐々に減りつつある。ゴゴロは2011年設立。現在のスクーターシェアは16.9%に上る。
ゴゴロの電池ステーションは参入から4年で1200ヶ所を突破した。台北市では既にガソリンスタンドの数を上回る。乗り物は単なる移動手段ではなくなりつつある。走行や所有の喜び、大切な人との時間の共有など無数の要素を乗せる、とのこと。
スクーター普及率の異様に高い台湾だから成立するのでしょうが、ブランディングを手掛けたルークさんは「ユーザーに新たなコンセプトと体験を提供し、社会にインパクトを与えられる領域だ」とのこと。
カッコいい、とかクールとかもあるのでしょうが、大気汚染の抑制やエコにつながるのならば良いですね。
電気で走ろうがガソリンで走ろうが、移動手段であるスクーターに変わりはないのですが、ここに創造的破壊がありそうだと記事はいいます。
うーん、そこまでのことかなぁ?こういうのは現地で見ないと掴みきれませんね。本質的な創造なのだとしたら、インドネシアやアジアの国々にも広がりそうです。台湾ならそんなに遠くはないです。いって見てこようかなぁ。