台湾から丸木船　無事到着　地図・時計なし、45時間かけ･･･（20190710日経32面）

約3万年前、日本人の祖先がどのように海を越えてきたかを探る実験航海に挑んだ国立科学博物館のチームが9日、丸木舟で台湾から沖縄県・与那国島に到着、実験は成功した。

航行は200㌔以上、45時間に及んだ。地図や時計は持たず、星や太陽の位置で方角を判断しながらの旅。流れの速い黒潮を横切り、男女5人が夜を徹してこぎ続けた。

日本列島には、朝鮮半島やサハリンからとは別に、大陸と地続きだった台湾から海を越えて渡来してきた人々がいたと考えられている。ただ、どんな舟や航海技術を使ったかは分かっていない。「こぎ舟で海を渡れることが分かったのは成果。到着でき本当によかった」、とのこと。

6月19日のコラムに、この実験のコトを書きました。

無事に着いたのですね。30～40時間を目標としていたようですが、結果は45時間。「ゴールの与那国島がものすごく小さくて探すのが一番大変だった」、とのこと。

何事もゴールが見つけ難いとしんどいですよね。あと、身体のダメージは尻が一番キツいそうです。腕じゃないのですね。

さてさて、ここから何を学べばいいのでしょうか？尻を鍛えろ！とか、おにぎりは行動食として素晴らしい、とかではないと良いですね。おつかれさまでした。。。