5G事業、裾野拡大 ドローンなど300社と(2019/4/19日経11)
中国通信大手のファーウェイは次世代通信規格「5G」の関連事業を本格化する。5G用半導体で「我々はオープンだ」と述べ、米アップルなど外部にも供給する意向を示した。
ファーウェイはこれまで培ってきた外部連携を広げ、5Gを活用し巻き返しを図るが、その核となるのが「Xラボ」だ。Xラボには世界の287社が参加し、5G活用の研究を進めている。
産業用ロボットと重電が組む工場生産ラインの自動化、ドローンの空撮画像、空飛ぶタクシーなど。ファーウェイ幹部は、連携している独アウディと「10年以内に完全自動運転、レベル5」を実現できると意気込む、とのこと。
日経ビジネスでも特集していましたが、5Gって想像していた未来の世界ですね。あったらいいな、が何でも出来そうです。
それも国や業界の垣根を越えてさまざまな結びつきで検討や研究が進むというのも平和な未来という感じです。心配なのは、米中の覇権争いでしょうか。本記事では米中企業間同士はオープンだとしていますが、隣の記事には「米中、けん制合戦が過熱」とあります。
そして、本紙が出た後で、問題となっていた米企業同士のアップルとクアルコムの不仲がいきなり解消される、とのニュースが入りました。いろいろな思惑が交錯しているのでしょうね。
何れにせよ、5Gは人の暮らしを豊かにする可能性が高そうです。期待せずにはおられませんね。