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やさしい経済学 BtoB企業とマーケティング⑥(2019/1/23日経24面)

 

展示会担当者の目標は多くの場合、「収集する名前やアンケートの数」であったり、競合他社よりも目立つブースやプロモーション動画だったりします。セミナーも目標は集客数、ウェブサイトの場合はページビュー数や滞在時間だったりします。

 

どれも無意味ではありませんが、それが売上げにどれだけ貢献したのかという質問には答えることができません。

 

個人情報保護法や特定電子メール法を理解し、古今のマーケティングフレームや、新しいマーケティングテクノロジーに精通したマーケティング担当者が必要なのです。筆者は日本のBtoB企業が最優先で投資すべきはマーケティングのナレッジだと考えています、とのこと。

 

 

 

その昔は「作れば売れる」、次はメディア成長期と共に「声が大きければ売れる」、それから「使い手の心をくすぐれば売れる」と進化してきました。

 

今は、情報が氾濫し、ちょっと手を伸ばせばイロイロなモノが直ぐに手に入る時代です。「買う方」には結構なコトですが、「売る方」は難しいですね。

 

世の中は複雑に多様化したので「万人受け」するモノやサービスは激減中です。「何が出来るか?」は限られているのですが、新しい需要には応えていきたいです。

 

また、今、ある「売り物」は、もっと上手に使ってもらえることを知ってもらいたいですね。それを可能とする答の一つがマーケティングの知恵なのですね。

 

G.comは無謀にも「万人受け」を狙っています。

ちょっとしたツールだからこその「万人受け」という弱者の戦略で挑みます。