中小企業の協同組合　配達先、全国に拡大　大手の人手不足に対応（2019/1/9日経13）

中小の運送会社が企業連合を組んで宅配サービスを提供する「ラストワンマイル協同組合」は首都圏に限られていた配達地域を今月から全国に拡大する。

同組合は人手不足の宅配大手が引き受けない規格外の荷物などの受け皿となっており、サービス水準を高め利用増を促す。

全国配達の実現に向けこのほど共同配送などを手掛けるコラボデリバリーと提携した。コラボ社には大手・有力運送会社が出資している、とのこと。

これからの時代を感じさせるニュースです。大きな幹を成す会社群と意思と勢いのある小さな組織群とのコラボです。

プラットフォーム創設期というのは、このような試みを繰り返しながら、しなやかに強くなっていくのですね。

直ぐに効果があって日本全土を席巻するのかは解りませんが、この一歩は日本の物流を救うことに貢献する気がします。G.comが目指す世界に近い話であり、「わちゃ〜、先を越されたなぁ」と思わないでもないですが、いろいろな試みが始まることは大歓迎です。

最後は優れた良い仕組みが残るのでしょうから、後発組はよく見てしっかり考えていくしかないのです。その道のりもまた楽しみです。