お役所カタカナなじみは薄く 文化庁調査 漢字使っての声(日経34)
世論調査で「コンソーシアム」や「パブリックコメント」など官公庁がよく使うカタカナ語について「共同事業体」「意見公募」といった漢字の言葉を使った方がいいと考える人が多いことが分かった。
文化庁文化審議会は結果を踏まえ、分かりやすい公用文書のあり方の議論を進める。
文化庁担当者は「日本国民全体を考えると、漢字の言葉を使った方がコミュニケーションできる可能性が高い」と説明。ただ「時がたてば受け止めかたも変わる」とし、状況を踏まえた言葉の使用が大切だとした、とのこと。
今日は、適した記事を探せませんでした。。。その昔、カタカナの存在が日本の英語教育を鈍らせている、という話を聞きました。カタカナって便利すぎるのです。
外来語だと誰でも見た瞬間に解ります。カタカナがなければ外来語はひらがなで書くか、外来字を使うかですが、カタカナがあれば、自分たちの持っている音に置き換えて表記するのですから、考える必要もないですね。
この便利な文字が外来語を習得する必要性を鈍らせ、独特な言語の殻に閉じこもれる環境をつくったというのです。外来語を的確な日本語に置き換えるのは難しいですもの。
それにしても、カタカナは増えましたね。これもグローバル化でしょうか。今となっては、トラックはトラック、ドライバーはドライバーです。貨物車とか運転者といわれたらピンとこないですね。カタカナって便利です。