ASIAトレンド 東南ア、カーシェア広がる配車とすみ分け模索(2018/8/15日経8)
割安な料金で自動車を共用できるカーシェアリングが東南アジアで広がり始めた。
シンガポールなどは車の取得費用が高く、カーシェアの潜在需要がある。爆発的に普及した配車サービスを補完する手軽な移動手段になろうとしている。
「複数の目的地への移動や家族とのレジャーはカーシェアが向く」、「配車サービスとカーシェアは用途が異なり、共存できる」、とのことだが、早くも激しい競争の気配が漂っている、とのこと。
賃貸住まいなら、マイカーは生涯一の高額買物ですね。
配車サービスとTAXIは、A地点からB地点へ移動するためのモノ、カーシェアとレンタカーは車の時間貸しに対応するモノ、マイカーはお金持ちの証、というすみ分けになっていくのでしょうか?
ところで、旧来のサービス(TAXI、レンタカー)と新しいシェアビジネスによるサービス(配車サービス、カーシェア)の新旧対決はどうなっていくのでしょうか?
変革期なので旧サービスが不利と思われがちですが、空港や駅前の希少立地は旧サービスがおさえています。事前のややこしい準備は不要、明朗な会計、乗り捨ても可能。実は旧サービスの弱点は価格だけではないでしょうか。
真面目に迎え撃つ気があれば、いい勝負が期待できそうですよ。そして、どちらに軍配があがろうが、利用者はメリットだらけです。では、だれが割を食うのでしょうか?ムダが小さくなるのは良いコトですが、ヤル気が小さくなるのは良くないコトですね。