「自由だから非正規」4割増労働力調査 賃金・待遇も改善(2018/8/8 日経1面)
働く時間の自由度を求めて非正規雇用を選ぶ人が増えてきている。
総務省によると、4~6月時点で「都合の良い時間に働きたいから」非正規で働く人は592万人で、5年前から44%増えた。人手不足を受け、賃金が上昇したり厚生年金に加入できたりと待遇改善が進んだことが大きい。
非正規で働く主な理由は「家計の補助・学費等を得たいから」「家事・育児・介護等と両立しやすいから」などを抑え、「自分の都合の良い時間に働きたいから」が最も多くの全体の約3割を占めた、とのこと。
「正規」は「規則などではっきり決まっていること」だそうです。ですが、「正規軍」となると「正式な軍隊」という意味になります。「非正規社員」は「正式な社員」じゃない印象があります。そして、その働き方を選択する理由が、「自由だから」となると、昭和のオヤジは大丈夫かいな?と思うのです。
自由の素晴らしさは知っているつもりです。それと同じくらい「はきちがえた自由」のやっかいさも知っています。「自由だから」の非正規社員の「自由」はどっちでしょう?
G.comも自由な働き方を目指していますが、「額の汗」を尊いモノだと考えています。そして、自由を犠牲にして従事するのが労働であり、働くってそういうことだと思っています。仕事を与えてもらう条件下での選択肢ではなく、G.comは自立した働く自由を応援します。