グラブ、正規運転手に報奨金 「白タク加担」批判かわす(2018/5/30日経11面)
東南アジア配車アプリ大手グラブはタイで展開中の「グラブバイク」サービスに登録するように正規運転手に呼びかけ始めた。
配車アプリの普及はタイでタクシー業界の猛反発を引き起こした。白ナンバーの違法ビジネスに生計を脅かされているという主張だ。タイでは配車アプリがバイクタクシーの利用者を中心に人気を集めている、とのこと。
激しく戦っているのですね。
配車アプリ側のコメントは「白ナンバーに仕事を回すことがしばしばある」ですって。言い訳にしか聞こえないのですが、紛争の原因は「誤解」だと言っています。
新しいサービスって馴染むまでは、新旧の戦いは避けられないですよね。利用者にとって魅力的なサービスであればあるほど移行は勢いを増すので、開かれた環境なら、勝負はあっさりと利用者が決めてしまいます。
いろいろな理由で保護された環境や規制の多いサービス程、争いは複雑に捻じ曲がっていくのでしょう。どんなルールでも環境の変化と共に変化対応する必要があります。
誰かの権益を守ったり、不当な競争を誘発したり、正直者がバカを見るのは気分が悪いです。ルールや法律は、幸せの最大公約数を大きくするためのモノであって欲しいですね。