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トラックドライバーAKIRA

トラックドライバーAKIRAダイジェスト③ 21~30話

ダイジェスト①(1~10話)

ダイジェスト②(11~20話)

 

ピッ。

さて・・・・

それでは前回の続きでございます。

 

 

 

”つちこでん”の時代の中国にタイムスリップしてしまった、AKIRAですが・・・・。

 

そこで見たものは、つちこでんのメンバーの1人、

劉(りゅう)の青年時代でございました。

――劉「さあ、今日も一日がんばんべえ!」

 

劉は、近所の「小籠包配送センター」で働く一人の若者でございました。

朝から晩まで働き詰めの生活でしたが、生活は決して楽ではありません。

 

しかし、貧しいながらも温かい家族に囲まれ、劉は幸せに暮らしておりました。

 

 

・・・・

・・・

・・

意外とすんなり現代に戻ってきたAKIRA達に、

 

藤田伝九郎が、「トラックドライバーオリンピア」に出場するよう命じるのでございます。

 

「トラックドライバーオリンピア」は、全国、いや世界中のトラックドライバーたちの祭典・・・・生半可のドライバーテクニックでは太刀打ちできません。

 

AKIRAは、優勝するための力を得るために、山へ修行へ行き(行かされ)ます。

 

そして、山奥の“心山道場”にて、老師範・”運行(うんぎょう)”との修行が始まるのでございます。

 

 

AKIRAを待ち受ける荒行は、とても厳しいものでございました。

――運行「この矛(ほこ)を受け取れい。」

 

--AKIRA:「矛の先っちょに、サイドミラーがついてる?!」

 

 

 

しかし、持ち前のひたむきさと根性で、何とか1か月が過ぎ・・・・

 

(主に武力ですが)一回り、いや二回り成長することができたのでございます。

 

そんなAKIRAに、恐ろしい最終試験が待ち受けておりました。

その内容とは・・・・。

洞窟の中で・・・・。

木彫りの像を彫る、というものでございました。

 

しかも、”心山道場”卒業生である伝九郎と満腹の作品を超えるものを作らなければ、破門となるキビシイ試練でございました。

 

案の定、一瞬で心が折れるAKIRAですが・・・・

 

--運行:「AKIRAよ・・・AKIRAめるな!」

「AKIRAめたらそこで試合終了じゃ!」

「AKIRAめない心を持つのじゃ!」

 

 

その時・・・葛藤の中に迷い込んだAKIRAに、一筋の光明(ひかり)が・・・・

それは、初めてトラックドライバーとして働いた時の事・・・・

 

荷主に「ありがとう」と言われた時の事・・・・

 

初めてトラックを運転したときの景色だったのでございます。

 

そして、「悟り」を開いたAKIRAは・・・!!

 

一心に「ノミ」を振りかざすのでございます!!!

 

--カーン!!!

 

・・・・最終試験、発表日・・・

 

 

老師範、運行が目にしたものとは・・・・・・・!!

--運行:「はっ・・・はうあ!!!」

 

――運行:「はっ・・・・破門(はもん)っ!?」

 

・・・・・

・・・

・・

 

ピッ。

 

 

いやはや、一番いいところで終わってしまいました。

 

え?続きが気になるって?

 

早く続きを教えてくれ?

 

まあまあ、焦らず、焦らず・・・・。

休憩(お茶)タイムに致しましょう。

 

つづく