~翌日~
劉:「よし。みんな揃ったか?」
一同:「ふぁ、ふぁい!」
AKIRA:(国からの仕事って、どんな仕事なんだろ?)
劉:「よし、点呼の前に、今日は”特別な仕事着”を着てもらうぞ。」
AKIRA:「仕事着?」
劉:「うん。お前らの服のサイズを教えてくれ。」
AKIRA:「え・・・っと、Mです。」
珍一:「ぼ、ぼくはXLです。」
劉:「えむ、えっくすえる…?何言ってんだ??服のサイズと言やぁ大か小しかないだろ。」
AKIRA:「は、はあ・・・。」
ほらっ。
AKIRA:「へ・・・・?これは、ぼ、防具?」
劉:「うん。裏山のじいさんが作ってくれた特注品よ。早く着てね。」
水木:「えっと、いまいち理解できないのですが――――。」
劉:「あれ?言わなかったか?さいきん、俺らが住んでいる宋(そう)国と、金(きん)国との戦争が起きている。その特別後方補給部隊として、俺たち珍劉運送店が選ばれたのさ。」
一同:「つ・・・つまり・・・」
し~ん・・・。
水木:「あ、あの・・・・僕たち戦いはちょっと・・・・」
劉:「大丈夫だ。後方部隊に届けるだけだから、
AKIRA:「せ、、千里眼(せんりがん)・・・。」
劉:「珍は、普段はのほほんとしてるが、
AKIRA:「き、麒麟児(きりんじ)・・・」
劉:「並みの将軍じゃ俺ら(珍龍運送店)
ちょ~ん。
AKIRA:(嫌な予感しかしない…)
第41話へつづく