食品ロス削減こつこつ(2018/3/7日経37面)
東京都内の自治体が食べられる食品を廃棄する「食品ロス」の削減に力を入れている。
都は30年度までに食品ロスを半減させる目標を掲げており、都内自治体も削減に本腰を入れる。国内では年間約8000万トンの食品が流通。このうち、事業所と家庭を合わせて約600万トンの食品ロスが出ているとみられる、とのこと。
我が国の廃棄食材問題は深刻です。食べられず死んでいく子供たちの存在を知りながら、ごはんを捨てる、こんな惨いこと、平和を愛する日本人が毎日しているのです。
湿度の高い気候、コンビニやスーパーの返品、製造年月日に過敏などなど、我が国の食品消費には食品ロスにつながる特徴もありますが、言い訳にはならないでしょう。食べたくもないのに残すことを前提でオーダーする輩、大盛り頼んで残す奴、許せませんね。
自治体は、食品ロスの廃棄コストを高額に設定すれば良いのではないでしょうか。「捨てたいなら金を出せ」です。過剰包装や捨てること前提の割り箸、紙食器も含めてゴミ自体がゴソッと減りませんか?日本人はコストには敏感ですよ。
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