「給与「60歳の崖」緩く」(2018/2/14日経1面)
定年や再雇用で収入が激しく減る「60歳の崖」を緩やかにする動きが広まってきたとのこと。
「ある日」を境に戦力外とされていたものを、戦力として活用する利点に気づいたという感じでしょうか。
昨日やっていたことが今日できなくなる訳はないですから当たり前ですね。60歳定年が何時始まったか知りませんが、昔の60歳と今の60歳は相当に違いますもの。
社会システムとしての責任を事業会社が担わなきゃいけない風潮もどうかと思います。
働かざるもの食うべからず。働きに応じて報酬を支払うのが事業会社です。
年齢に関係なく、事業に資する働きに適正な報酬を支払うのが原則ですよね。その上で、守らなくてはいけない人=出産や育児に備え対応する人や、本人の意思とは関係なく、労働を制限される事情がある人などを社会システムの一端を担う責務として会社が守るという理解が宜しいかと思います。
ドライバーはどうでしょう。事故や疾病を含め、ある日突然に運転が出来なくなる日がやってくるかも知れません。運転には危険がつきものですから、無理して働くことは出来ません。運転が出来ないドライバーはドライバーではありません。高齢化社会のドライバーのあり方は?自動運転だけが答えじゃないと思いたいのですが、G.comは、良い答を探して行きます。