物陰に隠れなきゃ!
サッ。
・・・あれ?アイツ・・・・
AKIRA:「りゅ、劉!?」
AKIRA:(ちょっと年取ったか??)
ガサッ!!
劉:「ん・・・?なんか音がしたか?」
(やべっ!こっちに来る!)
劉:「そこに誰かいるのかー?」
水木:(この状況をタイムスリップと考えるなら、劉への接触は避けなきゃ・・・!未来が変わる恐れがある・・・!)ヒソヒソ
AKIRA:(えっ!未来が?!)ヒソヒソ
水木:(うん。漫画のJIN~仁~とか、漂流教室で見たんだ。常識だよ)ヒソヒソ
一同:「・・・・・。」
劉:「おーい、誰だ?そこにいるのは?」
一同:近づいてくる・・!!どうしよう・・・・。
珍一:「待って。僕に考えがある!!」
AKIRA:「!」
珍一:「ニャ~オ。ゴロニャ~オ。」
劉:「ん?な~んだ・・・」
一同:(ホッ。誤魔化せた・・・)
ズコッ!!
劉:「うわ?!なんなんだお前らは!!」
AKIRA:「いや、あの・・・・」
((どうしよう・・・!!!なんか理由を考えなきゃ!!))
劉:「裸じゃねーか!ケーサツ呼ぶぞ!」
AKIRA:「は、裸一貫から、そちらの運送会社で働かせて頂きたく、このような姿で馳(は)せ参じました!」
ババッ!
劉:「ズコッ!」
・・・・
・・・
・
劉:「・・・近頃の若いやつは変わってんなぁ・・・。」
・・・まあ、人手が欲しかったから良いけど、給料はとうぶん出ないぞ?飯ならあるけどさ。
三人:「ふぁ、ふぁい!ありがとうございます!(どうしよ・・・)」
第37話へ続く