ザバァ!
AKIRA:「・・・そ、そうだったんですね」
珍一:「まあ、現実はそんなに簡単じゃないよ。運行管理者試験も多分ダメだしね」
水木:「ふ~。とりあえずサウナ入りますか」
もわわ~ん。
珍一:「ところで、AKIRAくんは”ドライバーによるドライバーの為の運送会社”を作るんだよね。」
AKIRA:「はあ。そんなところです」
珍一:「具体的に、起業のプランは考えてるの?一般貨物自動車運送事業の許可も取らなきゃでしょ。」
AKIRA:「・・・。そうなんですよね、今んところなんも考えてないです・・・。とりあえず、ドライバー5人集めないとなって感じです。」
一同:「・・・。」
水木:「あっ、そろそろロウリュの時間かな?」
珍一:「ロウリュ?何それ?」
水木:「最近流行ってるサウナの楽しみ方の一つです。あそこにサウナストーンがありますよね?そこに水をかけると、ボワっと水蒸気が発生するんです。熱気がすごいですけど、気持ちいんですよ。」
珍一:「ふ~ん。なんか面白そうだね。・・・あっ、店員さん入ってきた」
AKIRA:「あそこに水を掛けるのか。」
水木:「そうです。ロウリュが始まりますよ。」
新人:「えっと、えっと・・・えーっと・・・」
(ん?研修中って書いてある。新人さんかな?なんかたどたどしいな・・・・。)
水ドバッ!!!!!
新人:「やべっ?!掛け過ぎた!!」
!?
ジュモウワワワワワ!!!!
一同:「熱っっづ?!うぎゃああああああ!!!」
なんか眩しっ・・・?!
ピカッ!!!
うぎゃあああああぁぁぁ・・・・・
・・・・
・・
・
プスプス・・・。
AKIRA:「ゲホッゲホ・・・。ちょっと!店員さん!水の分量おかしいでしょ!熱風で気絶するかと思いましたよ!!」
・・・・。
AKIRA:「・・・・・ん?ここは?あれ?」
・・・・ちゅ、中国!?
AKIRA:「寒っ?!・・って実体がある?!なんで?・・・てか裸じゃん!」
水木:「この前は背後霊的な感じだったのに・・・」
珍一:「へ?なにコレ?・・・・へ?」
ガラガラガラガラ・・・・。
やべっ!人が来る!
とりあえず隠れよう!
第36話へつづく