「企業間物流も値上げ」(2017/12/27日経2面)
トラック運転手不足を受けた値上げが企業間物流にも広がっています。
値上げ分で運転手の待遇を改善し、人材確保につなげる試みもあるようです。
荷主企業は物流費の高騰を最終製品の価格に転嫁しており、一般消費者にも影響が出そうだ、とのことです。
ドライバーが足りないって大変なことですね。
新たにドライバーになる人は少なく、辞める人も多いのです。
肉体的に、きつい仕事なので高齢による離職もありますが、他業種への転換も多いようです。
なぜ、ドライバーは不足するのか?それは「人気がないから」ではないでしょうか。
職業の人気は、待遇だけではなく中身です。
トラックドライバーは、車や運転が好きなら天職、一人で働く時間が長い、という良さがあります。
でも、若い人の車離れは、車や運転が好きな人の数を減らしています。
ドライブの楽しさを知らない若者は可哀想な気がします。
また、主たる業務の運転中は孤高のプロ仕事ですが、昨今のIT環境は、対人関係が殆どない&肉体的に楽な仕事も提供できるようになりました。
労働力の争奪戦でトラックドライバーが勝つにはどうすればいいのでしょうか?
待遇改善などで、悪いところを小さくするのは大切ですが、良いところを大きくするのは、もっと大切です。
自動運転技術の実用にはまだ時間がかかるのですから、プロドライバーとして働く幸せや喜びが大きくなるようG.comは懸命に考えて、考えて、考えて提案を続けていきます。