絶対あいつだ・・・。
よく見ると・・・汚い格好だな、、。
俺もあんな感じに見られてたのか・・・。
相当浮いてるし。
とりあえずちょっと話しかけてみるか。
ん?
AKIRA:「ああ!自販機の!・・・えっと。」
水木:「水木だよ。やっぱり君も受験してたんだね。ていうかその格好何?臭いし・・・・。」
AKIRA:「あ、ああ、ちょっと色々修行してて・・・・。」
水木:「・・・・修行?変わってるね・・・・。」
AKIRA:「ああ、そうだ!もう一人のメンバー、アイツみたいだよ。」
AKIRA:「後姿からみて、ただものじゃないのが分かる・・・。相当訓練を積んできたんだろうね。オレも修行を積んできたから、殺気が見えるんだ。」
水木:「えっ?!あの人は・・!?」
AKIRA:「!知ってるの?」
水木:「いや、席が近かったんだけど、あの人、試験中に・・・」
水木:「泣いてたよ。8年目の受験なのにって。」
AKIRA:「ズコッ!!!」
・・・とりあえず話しかけてみよう。
ハア・・・・・。
AKIRA:「あのーー。」
??:「は、はい?なんですか?」
AKIRA:「初めまして。。AKIRAといいます。運行師匠から”兄弟子も運行管理者試験を受験してる”って聞いてたんですが、、」
??:「ああ君ね。運行師匠から聞いてるよ。」
??:「なんでも、トラックドライバー達による新会社を立ち上げようとしてるとか・・・」
AKIRA:「そ、そうなんです。それで・・・」
水木:「あの・・・・」
水木:「話の前に、まずは銭湯行きませんか?ちょっと臭すぎて集中できなくて・・・」
第34話へつづく