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トラックドライバーAKIRA

トラックドライバーAKIRA 第33話

絶対あいつだ・・・。

 

よく見ると・・・汚い格好だな、、。

俺もあんな感じに見られてたのか・・・。

相当浮いてるし。

 

 

とりあえずちょっと話しかけてみるか。

 

ん?

 

 

AKIRA:「ああ!自販機の!・・・えっと。」

 

水木:「水木だよ。やっぱり君も受験してたんだね。ていうかその格好何?臭いし・・・・。」

 

AKIRA:「あ、ああ、ちょっと色々修行してて・・・・。」

 

水木:「・・・・修行?変わってるね・・・・。」

 

 

AKIRA:「ああ、そうだ!もう一人のメンバー、アイツみたいだよ。」

 

 

AKIRA:「後姿からみて、ただものじゃないのが分かる・・・。相当訓練を積んできたんだろうね。オレも修行を積んできたから、殺気が見えるんだ。

 

水木:「えっ?!あの人は・・!?」

 

AKIRA:「!知ってるの?」

 

 

水木:「いや、席が近かったんだけど、あの人、試験中に・・・」

 

水木:「泣いてたよ。8年目の受験なのにって。」

 

AKIRA:「ズコッ!!!

 

 

・・・とりあえず話しかけてみよう。

 

ハア・・・・・。

AKIRA:「あのーー。」

 

??:「は、はい?なんですか?」

 

AKIRA:「初めまして。。AKIRAといいます。運行師匠から”兄弟子も運行管理者試験を受験してる”って聞いてたんですが、、」

 

??:「ああ君ね。運行師匠から聞いてるよ。」

??:「なんでも、トラックドライバー達による新会社を立ち上げようとしてるとか・・・」

 

AKIRA:「そ、そうなんです。それで・・・」

 

水木:「あの・・・・」

 

水木:「話の前に、まずは銭湯行きませんか?ちょっと臭すぎて集中できなくて・・・」

 

第34話へつづく