「駐車場出入りにETC」(2017/11/15日経35面)
首都高速道路はETCを活用し、精算機を操作しなくても出入庫できるようにする新サービスの実証実験を始めたとのこと。
ノンビリしています。誰でも想像ができるコトなのに、「実証実験開始」からです。
しかも「将来は料金決裁機能も付与し」ですって。それ、将来でなく「今で」いいですね。
ETCは生まれながらに車利用での精算シーンに広がる技術です。
日本でのETC登場は1997年3月の試験運用からですので、20年も前に実用可能な状態であった仕組みです。
時間駐車、ガソリンスタンド、ドライブスルー、カーフェリーでの課金は基本機能の応用ではないのでしょうか?
夜のトラックが恐いコトってありますよね。
場所によっては安眠の妨げでもありますし、ドライバーにも負担です。
ETC利用の夜間トラック通行の大幅割引はどうでしょう。
E-NEXCOの現行サービスでは、時間帯は0時~4時、割引率は30%ですが、これを22時~6時、割引70%にして大々的に全国規模でやるのです。
過去の実験結果より、昼間は高速道路の混雑が緩和され、夜間は一般道交通量が減少します。
このことは、夜の市街地において、トラック騒音を軽減し、交通の安全性を向上させます。
ETCなら効果を見ながら、時間帯や割引率の調整も簡単に出来そうです。
夜間、ガラ空きの高速道路にトラックをのせることで街の安全安心を回復できたら良いですね。