ジジイ:「まあ、まだまだ説明していない部分もあるけど、こんなところだな。」
ピッ。
ジジイ:「とりあえずは動画と、原書を読んどけばOKだ。」
AKIRA:「ふぁ、ふぁい!」
ジジイ:「こっからは”龍(りゅう)レーダー”の使い方だな。」
AKIRA:「こ・・・これですね?」
ジジイ:「うん。りゅうレーダーの「藤」のボタンを一回押してみろ。」
AKIRA:「は、はい」ポチッ。
AKIRA:「あっ!!増えた?!」
AKIRA「1、2、3、、、近くに”龍の刻印(マーク)”を持ったメンバーが3人・・・・いるということですね?」
ジジイ「ん?違うよ?」
AKIRA「へ?」
ジジイ「1時23分。今の時間だな。これは時計機能だ。」
AKIRA:「まぎらわし!」ズコ
ジジイ:「ちなみにそのマークを2回押すと、ストップウォッチ機能が使える。」
AKIRA:「(どうでもいい機能だな・・・。)」
AKIRA:「あの、龍の刻印(マーク)のメンバーを探す機能はどうやったら表示するんですか?」
ジジイ:「うん。それを今言おうとしたところだ。」
AKIRA:「・・・・。」
ジジイ:「りゅうの紋章を持った奴が近くに来ると、自動的に波動を感知し・・・」
AKIRA:「は、はい・・・」ゴク
ジジイ:「バイブレーション機能で通知される。」
AKIRA「(液晶の意味無(な)っ!!)」ズコ
ブーーーーーブーーーーーー。
ん!?龍レーダーが反応している・・・・!!!
ジジイ:「近くにいるぞ!探してこい!」
ふぁ、ふぁい!
ダッ!
(探して来いって言ったって・・・・どこにいるんだ??)
ブブーーーーー!!ブブーーーーー!
AKIRA:「龍レーダーの反応が大きくなった!」
ここは、藤田コンツェルン美術館休憩室・・・???
・・・・あいつか?
ガチャガチャ。
AKIRA「(ドリンクの補充してる・・・?)あ、、あのーーー。」
くるっ。
男:「?・・・・なんですか?」
AKIRA:「(こ、、、こいつか~。)」
ピカー・・・。
あっ?!
龍の刻印(マーク)が光りだした?!
2人「うわっ、なんだ!!??」
龍のマークが共鳴している?!