~藤田コンツェルン美術館~
スッ。
ジジイ:「伝九郎様、説明会の準備が整いました。」
伝九郎:「ふむ。おつかれ。」
ジジイ:「奴は来ますかね?」
伝九郎:「分からんけど来るじゃろ。」
ジジイ:「しかし、、、エースではなくアイツで大丈夫でしょうか。」
伝九郎:「・・・・。」
伝九郎:「まあ、人間的にズレてなけりゃええじゃろ。ジジイ、説明会は頼んだぞ。」
ジジイ:「はあ・・・・。」
~一方、AKIRAは~
AKIRA:「よし。着いたぞ。」ガチャ
AKIRA:「長い廊下だなぁ〜・・」
(”ギルドットコム” 説明会か・・・。)
AKIRA:「ここか。とりあえず、挨拶だけはしっかりしとこ・・・。」
AKIRA:「こんちゃす!おなしゃす!」
ジジイ:「ムッ・・。来たか”Aの字”。」
AKIRA:(Aの字・・・)「は、はい!おなしゃす!」
ジジイ:「Aの字、”りゅうレーダー”はちゃんと持ってきたか?」
AKIRA:「は、はい。いちおう・・・。」
ジジイ「ふむ。それでは、早速説明会を始める。」
AKIRA「は、はひ」
ピッ。
ジジイ:「とりあえずまずは私の自己紹介だな。」
ピッ。
ジジイ:「私は小暮。通称ジジイ。今後お前の教官となる男だ。間違ってもジジイとは呼ぶなよ。」
AKIRA:「は、はい・・(結構凝った資料だな)」
ジジイ:「Aの字、お前に課せられた使命は2つ。」
ピッ。
①りゅうレーダーを参考に、5人のギルドメンバーを集める。
②”ギルドットコム”の仕組みで、5人でギルド社を立ち上げる。
ジジイ:「この2つだ。」
AKIRA:「・・・・。あのー。」
ジジイ:「なんだ?」
AKIRA:「5人のメンバーを集めるのはなんとなくわかったんですけど・・・ギルドとか、ギルドットコムとかって、、一体なんでしょうか・・?」
ジジイ「ふむ。そうだな。それを今説明しようとしていたところだ。」
AKIRA:「・・・・。」
ピッ。
「ギルドットコムとは、藤田コンツェルンと満腹ロジスティクスが考案したサービスの名称だ。」
AKIRA:「まんぷくロジスティクス・・・。」
「藤田コンツェルンの伝九郎様と、満腹ロジの代表は小学校の同級生でな。」
「二人は日本の物流業界、そしてそれを支えるトラックドライバーの状況を改善するために”ギルドットコム”を世に広めるべく立ち上がったのだ。」
AKIRA:(ドライバーの状況改善・・・。)
AKIRA:「えっと、具体的に、ギルドットコムはどんなサービスなのでしょうか・・・」
ジジイ:「それを今説明しようとしたところだ。」
AKIRA:「・・・・。」
ジジイ:「細かい話は後にして、とりあえず”ギルドットコム”とは何ぞや?を説明した動画を流す。プロジェクターに集中しろ。」
「ちょうど5分55秒の動画だ。」
ピッ。
(↓再生ボタンで動画が流れます)
ピッ。
ジジイ:「と、まあ、こんな動画じゃ。」
AKIRA:「・・・・。」
AKIRA;(なんか悔しいけど、食い入って見てしまった・・・。)
ジジイ「・・・コホン。Aの字。どう思った??」
AKIRA「・・・ど、どうって。え、えーと。あの、その・・・」
ジジイ「うん。まあ最初はなんのこっちゃわからんかもな。」
ジジイ「整理して考えやすいように、動画に出てきたキーワードをここに挙げると、こんな感じだ。」
ピッ。
ジジイ:「このキーワードに沿って、簡単に説明して行くぞ。準備はよろしいか?」