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トラックドライバーAKIRA

トラックドライバーAKIRA 第9話

ババババババババババババ・・・・

 

 

 

 

ジジイ「あそこが現場です」

 

伝九郎「ふむ。降りるぞ」

 

 

 

 

ツツミ「覚悟はよろしいか?」

 

AKIRA「いや覚悟って・・・!両手に持ってるモン見てみろ!
ツツミ「??りょうて?」

 

??

 

「・・・・・・・・」

 

 

「なにこれ?」

 

AKIRA:ズルッ!

 

AKIRA:「たった今、お前がビリビリに破いたごりゅうずの破片だよ!!」
ツツミ:「ご・・・ごりゅう・・・・ず?」
AKIRA:「そうだよ!!どうすんだよ!ごぢゅうおくだぞっ!」

 

ツツミ:「ご、、ごぢゅう・・・」

 

 

ツツミ「ご、ごじゅうず・・・」ヘナヘナ

 

AKIRA「どどどど・・・どーすんだよ」

 

ババババババババ・・・・!

 

2人「!!」

 

ツツミ:「あれは藤田コンツェルン特注御用ヘリコプター!」

 

ババババババババ・・・・!

 

 

シュバッ!!

 

 

ボンッ!

 

 

スタッ!

 

AKIRA:((うわ~・・・ヘリコプターで来ちゃったよ・・・。))

 

伝九郎「派手にやってくれたのう・・・。」

 

 

「ツツミ。状況を説明しろ」

 

 

ツツミ:「あの・・・その・・( チラッ )」

 

AKIRA:(うわっ、こっちチラチラ見てるよ・・・。)

 

 

AKIRA:(うわっ、この展開・・・絶対俺のせいにされる!!!)

 

ツツミ:「・・・・・。」

 

 

ツツミ:「申し訳ございませんでしたあーーーー!すべて私の責任(せきにん)です!!」

 

AKIRA:((!!・・・・こいつ・・・)

 

AKIRA:「・・・・・。」

 

 

AKIRA:「大変申し訳ござんせんでしたあーーーーー!!」

 

伝九郎:「・・・・・」

 

AKIRA:((ああ・・500億・・・一生かかっても返せない額だ・・・俺の人生終わった・・・)

 

AKIRA:((けっきょく、独立(どくりつ)なんて夢のまた夢だったな・・・))

 

AKIRA:「・・・ん?なんかまぶしい・・?」

 

 

ピカーーーーーーーーーッ・・・。

 

AKIRA:((え・・・?ツツミが光りだした!?))

 

AKIRA:「いや、光ってるのは・・」

 

 

AKIRA:「五龍図(ごりゅうず)の破片(はへん)?!?!」