「中小の輸出低コストで まず米で日通・アマゾン」(5/24日経1面)
創業時の楽天がやっていた商売の世界版ですかね。
創業当時の楽天は、オンラインモール(電子商店街)のハシリでした。
和歌山のバア様が漬けた梅干を東京で食べる、長野のジイ様が打った蕎麦を大阪ですする。
日本全国の名もなき良品を流通させるステキな商売でした。今回のは、それの太平洋越えでしょうか。
アマゾンって書いてありますが、これはアメリカ人がアメリカで利用するamazonですね。
そこに日通が仕立てたコンテナで日本の良品を詰め込んで流通させようってことです。
想像してください、和歌山のバア様が、ビバリーヒルズで梅干を売るってことです。
あり得ないですよね。ものすごく費用がかかりますし、手間も相当です。
でも、バア様達が1,000人集まれば費用も手間もまとめることができます。
記事に因ると、流通コストは最大3分の1に抑えられるそうです。
やったね!バア様 ってならないよなぁ。
アメリカ人、梅干好きじゃないでしょう?すっぱいもん。
この仕組みにのっかる商品ってなんでしょう。
日本にしかなくて、わざわざ太平洋を越えてでも欲しいモノですね。
「技あり!にっぽん」みたいな精密機械とか? 鯖江の眼鏡?燕三条のスプーン?世界に誇る日本がいくつもあって、それが評価されて市場が広がって、生産地では匠の技が継承されていく、そんなことになればステキですね。
ガンバレ、日本の中小企業。ガンバレ、バア様。