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Gのコラム 236

働く尊厳「千年企業」生む 社員はコストじゃない(2021/12/01日経1)

 

14世紀に建てられた古城がファッションブランド、プルネロクチネリの本社だ。従業員の力を引き出してきたのが創業者が掲げる「人間主義的経営」だ。この地を訪れて理念に触れる経営者は後を絶たない。午後5時半以降の仕事のメールは禁止、昼休みはたっぷり1時間半。なのに従業員の賃金は業界平均より2割程高い。

 

男性社員は言う。「自然に囲まれて上下関係なく尊敬し合って働ける。毎朝、起きるのが幸せだ」企業会計ではモノとカネは資産になるが、ヒトはただ費用として扱われる。特に日本は人への投資に乏しい。だが、ヒトこそ競争力を左右する資産だ、とのこと。

 

写真は、この企業がつくっている服です。なんかお金持ちの洗練されたファッションに見えます。こんなカッコ良い服が牧歌的な環境で生み出されているんですね。

 

この記事は、多少、大げさな表現をしている、または、一方向から見ている気もしますが、「毎朝、起きるのが幸せだ」というコメントには素直に心を持っていかれます。そんな朝を迎えたことが、何時だったか忘れてしまっています。

 

人生は厳しく辛いモノと割り切ってしまってから随分と時間が経ちました。いまでは、別に辛くもないのですが、毎朝、起きるのが幸せな人生があるのなら、全てにケリをつけて、飛び込みたい気持ちになりますね。

 

でも、私の人生もそう悪いモンでもないのです。要は、心の持ち様ですよね。よし!明日の朝は幸せを感じて起きてみましょう。