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脱炭素加速へ 事実上の関税 国境炭素調整 欧米連携か(2021/02/17日経2)

 

脱炭素を前面に掲げる米バイデン政権の誕生を受け、温暖化対策が不十分な国からの輸入品に事実上の関税を課す「国境炭素調整」をめぐる駆け引きが活発になってきた。導入を予定する欧州は米国に同調を呼びかけ、その動向に中国も神経をとがらせる。国境炭素調整措置(CBAM)は、「国境炭素税」とも呼ばれ、要諦は環境対策にコストをかけた域内製品と、そうでない輸入品との価格差をなくす点にある。

脱炭素への起爆剤にも毒薬にもなるCBAM。対立の芽を摘み、国際協調の好機とするには日本を含む各国・地域の緊密な対話が必要だ、とのこと。

大量生産、大量販売を続けてきた人類は対応できるのでしょうか。CO2排出を技術とお金だけで抑え込むことが出来るのか?疑問に思う所もありますが、世界中で競ってこれらの技術の研究がなされているのでしょう。それにCBAMは理想の実現ではなく、不均衡の是正を唱えているのですから、2023年の制度導入はあり得ますね。国際ルールが制定されれば、従わざるを得ませんが、質素な暮らしには大きな痛手がないのでは?と考えます。きっと、ブータン王国での影響は小さいですよ。

環境問題ではCO2や炭素が悪者ですが、一番悪いのは留まるところを知らない人間の欲望だと思います。

どんな時代が来てもサンマは炭火焼きがいいなぁ。