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Gのコラム 177

激動スタートアップ イノベーションの火 消すな(2020/9/30日経2)

 

国内大手6社がスマートシティー開発でスタートアップと連携すると宣言した。国内外の先端技術をイノベーションにつなげる試みだが、その裏側には大企業の葛藤があった。

 

「新しいことに取り組む余裕があるのか」。新型コロナウイルスという未曽有の危機のなかでこう結論づけた。「イノベーションの火は消すべきではない」。「コロナ後の成長のために外の世界をどう取り込むか」。ただスタートアップとの連携は成功ばかりではない。「多くのイノベーションは失敗する。しかし、イノベーションをしない企業は死ぬだけだ」、とのこと。

 

 

スタートアップ企業が企業のチカラになっているのか?企業がスタートアップ企業の宿主になっているのか?世の中の仕組みが変わってきましたね。

 

何かビジネスアイデアを捻り出して、苦労しながらそれを育てて大企業へとなっていくのが、戦後の立身出世物語でしたよね。

 

「私の履歴書」に出てくる企業経営者はみんな、そのような話だったはずです。あと数十年で「私の履歴書」も変わってしまうのでしょう。スタートアップ企業は加速装置をつけて成長し、大企業は競走馬を育てる農場のように飼葉を与え続けるのでしょうか。

 

その周りには夢破れた残骸死骸が山盛りになのでしょうか?でも、互いを必要としている関係であれば良いコトなのですね。