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入管法改正案 残る論点 法相答弁、具体性欠く(2018/11/28日経2面)

 

今国会の最重要法案と位置付ける外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法改正案は27日夜、衆院を通過した。外国人労働者の上限や受け入れ体制など法案の成立後に政府が決める論点が多く、課題は参院の審議に持ち越した、とのこと。

 

 

日本にお金を落とす外国からの「お客さん」対応には、日本人の英語能力を問い、日本がお金を払う外国人「労働者」には、彼らの日本語能力を問う。これを当たり前とも思えず、少し、イビツさを感じます。

 

言葉の問題は、独自性の強い日本語を対象とすると、とても厄介でしょう。コミュニケーションの主体が日本語というのは解りますが、技能や技術の習得は、日本語でなくても良さそうです。

 

そして、万能小型万能翻訳機はそろそろ完璧なスガタで登場するのではないでしょうか。

 

会話は万能翻訳機を頼り、技能・技術の習得は母国語の教材を可能とするなら、もっと働きやすい環境ができそうです。ドライバーに関して言えば、運転免許試験も英語を中心に外国語対応があるらしいですが、外国人にはハードルが高い資格です。

 

そして、「会話する」能力も過度には問われません。外国人トラックドライバーも「あり」ですよねぇ。でも、日本人が就労したくない、魅力の薄い職とされているのですから、例え、外国人に門戸を開いても、このままでは、ドライバーの数は減ってしまうでしょう。

 

ドライバーをもっと魅力のある仕事に変えていかないと日本産業の体力低下は免れませんね。

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