サッ!
AKIRA:(なんか・・変な会社だなぁ~・・・)ヒクヒク
AKIRA:「あ、あの。今回の配送の概要について教えてくださ
ジジイ:「コホン。それでは私から説明しましょう。」
スッ。
ジジイ:「コホン。扱う商品は、とある“紙の巻物”1本でござい
ジジイ:「19時半までに、ヨントリー美術館通用口へ届けてくだ
ジジイ:「コホン。“エース”様でしたら、ここまで説明すれば“
AKIRA:「??・・・巻物?紙っすか?それだけ?」
ジジイ:「コ、コホッ。コホン。は、はい。」
AKIRA:「だったら折りたたんで「定形外」が一番安いっすよ
三人:「!?」
ジジイ:「へ?コッ、コホ?ゲホッゲホッ・・(←むせている)
し~~ん。
AKIRA:(あれ?変な雰囲気になっちゃったよ。俺なんか変な
ジジイ:「ゴ・・ゴホッ。そ、それは・・」チラッ。
伝九郎:「・・・・・。」
ジジイ:(やべっ!伝九郎様のご機嫌が・・・!)
・・・・。
伝九郎「ハ・・・ハハ・・・・」
ジジイ「??」
伝九郎「ワッハハハハハ!!」
ジジイ:「・・・ハ?・・・ハハ・・??」
伝九郎:「さすが“エース“。冗談(ジョーク)も一流のようだ。
ジジイ:「そ・・そうでございます!面白いでございます!!ハハ
AKIRA:(・・・なんか馬鹿にされてない?)
ジジイ:「コ、コホン。それではよろしく頼みます。ツツミ。横乗
ツツミ:「・・・ハッ。」
AKIRA:「いや横乗りって・・。大げさな・・・。」
ジジイ:「ご安心ください。”エース”様の実力は十分承知してお
AKIRA:(・・・さっさとこの仕事終わらせよ・・。)