大河大山(2025/6/3)
実家近くの風景です。
この河川の側道は、その昔に山間の団地造成で削った土を海まで運ぶダンプの道として使っていました。土地造成して山の手団地を造成し、削った土を海の埋め立てに使うという大胆な土木工事を市が主導して行っていて、「株式会社神戸市」の代表的な土木事業の名残りです。これが「清流の道」として整備され、散歩道やランニングコースとして多くの人が楽しんでいます。
朝に夕に、ずいぶんと走ってきた道です。生き物も多くて、初夏にもなると、虫取り網をもった子供たちがキャアキャアと遊んでいます。
整備された歩道より上流には蛍もいます。河口の魚崎浜と上流の五助ダム、一日でカワセミを二回見たこともあるくらいの「清流」です。
後ろに見える山は六甲山です。学校行事も含めて、子供の頃から何度も登ってきました。930mの低山ですので、子供でもオヤジでも登れるのです。今でも年に何回かは登っています。山頂付近の一軒茶屋を超えて反対側におりますと有馬温泉です。
なにげない風景ですが、こうやって書いたら、暮らしの背景としては、豊かですね。こんなトコロで育ったのです。私はもっと大らかに生きないといけませんね。
山も川も思いでたっぷりで、愛おしいです。