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無人タクシールール整備 経産省と国交省、月内着手(2018/10/17日経5面)

 

経産省と国交省は月内にも、無人タクシーなど運転席に人が座らない高度な自動運転の実用化に向けたルール整備に着手する。

 

完全に人の手を離れたタクシーが安全に市街地を走行できるように、当面は走れる地域や天候を限定することも視野に入れる。

 

民間では様々な企業が自動運転の実用化へ動きを速めていることを受け、今年度内にも方向性を示し、政府の整備大綱に反映させる、とのこと。

 

 

お役所もしっかりと見据えているようです。お役所は、万が一も含めて例外的な対応も考えないといけません。民間企業は出来そうなコトから着手する訳ですから、「出来るコト」と「万が一」との調整には大きな壁がありそうです。

 

加えて、技術は目まぐるしく進歩していきます。よほど賢く考えていかないと実用が遠のいてしまいます。

 

自動運転技術の競争は世界中で激化していますが、ルールの整備がないと実用化できないのです。他国での自動運転実用化を眺めながら、我が国では「絵に書いた餅」だったら悲しいですね。

 

技術の進歩は世界の競争ですが、我が国の実用化には我が国なりのルール整備が必要不可欠です。がんばれ、経産省、がんばれ、国交省!