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米巨大IT規制難路に 独禁法改正議論加速へ(2021/06/30日経5)

 

独占禁止法を活用して米巨大IT企業の独走に歯止めをかける動きが難路に直面している。米連邦取引委員会(FTC)などがフェイスブックを訴えた訴訟で、原告側の主張の多くを退ける判断を下した。

現行法の限界が明らかになり、法改正の議論が加速する可能性がある。FTCはフェイスブックが、買収で傘下に収めたインスタグラムなどの運営部門を分離し、独占を解消すること求めた。だが、連邦地裁は独占の根拠不十分とし訴状を棄却した、とのこと。

 

 

大きくて強いモノは、恐れられ嫌われるのが常ですね。もっと、しずしずと進むのが良いのでしょうが、資本の理屈vs国民の不安(+やっかみ)という構図はブレーキが効きにくいのでしょうか。サービスの利用者としては、使うor使わない自由が確保されていれば、恐れることもないように思うのですが、知らない間に蝕まれているのですかね。

 

国家や自治体など、何某かの秩序や安心に責任を持つ団体にとって、制御できない強いヤツは常に脅威です。町内会の古参メンバーvs新規転入組でも同じですね。いがみ合わずに互いを尊重することはとても難しいコトです。それを法律で制御していくのは、きっと大変なコトでしょうし、永遠の追いかけっこでしょう。独占ではなく解放が、一つの答だと思いますが、そうはいかないですね。