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Gのコラム 64

価格転嫁悩む 海運各社(2018/6/27日経19面)

 

船舶燃料に対する環境規制強化まで1年半を切り、海運各社がコスト上昇分を運賃に転嫁する姿勢を強めている。各社は荷主に負担を求める方針だが、どこまで転嫁できるかは不透明だ。

 

日本船主協会長は「環境コストは社会全体で広く負担していただきたい。」とのこと。

 

 

 

この手の記事にはいつも戸惑いを感じます。商売の元手が上がれば、売値も上がります。当たり前のことではないでしょうか。

 

値上げの影響を緩和するため、最初は、売手が泣くこともありましょうが、それは永くまともな商売を続けるためです。この記事にある値上げ原因は環境規制への対応です。地球規模の国際的な取り決めです。

 

相当に昔の話ですが、悪天候が続いてネギの値段が急騰したことがあり、その時のお好み焼き屋のおっさんと常連の会話です。

 

「ネギ焼きを注文されるとドキッとしますねん。寿命縮まるわぁ」、

 

「おっさん、そりゃアカン。今だけは値上げしなはれ。おっさんが死んだら、わしら、何処でお好み焼き食うっちゅうねん?」、

 

「おおきに、そやけど、もうちょっとがんばってみるわ。じきにネギの値も戻ります。ありがたいことにネギ焼き好きなお客さん多いから、喜んで食べてもらいたいねん」、

 

「えらい!おっさんは商人の鏡や!よっしゃ、ネギ焼きもう一丁や」、

 

「だから、ネギ焼きはあかんて。。。」

 

「うそや、うそや、とん平焼きのデラックスや」

 

「あいよ!とんデラ一丁」