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Gのコラム

Gのコラム 2

「地銀の生産性 欧州の半分」(4/20日本経済新聞5面)

 

日本の地域に根ざした銀行が、欧州の銀行と比べて意味があるのかな?

 

記事では、地銀は、提供しているサービスが同じようなモノばかりだから競争激化で収益があげにくく、労働市場は解雇や転職が難しいから職員の多いが、給料は欧州と同水準だ、と書かれています。

 

それが記事になるのは、どーゆーこと?関係なさそうに思うが、これは、世界はドンドンつながって、特に金融の世界では、日本の地方と欧州が競争するところもあるって話でしょうね。

 

お金には国境がなくなってきている。地銀ってダサいイメージがあるけど、地域に根ざした良いサービスもしていると思うし、世の中の役に立っている。地銀はこれから、どうすればいいのか?

 

Yは思う。地銀のシステムやカードなんて全国の地銀すべてが共通で良いでしょう。

シェアできるところは徹底してシェアしてムリ、ムダ、ムラを小さくする。その上で「私たちにしか出来ないサービス」を中心に事業を展開するべき。

 

実際にそういう方向を向いてきています。大きな変革だから、現実の課題はいろいろあるでしょうが、これからは自前で全てのサービスメニューを揃えるのはムリだし、ムダ。

変化の激しい環境で、地銀の価値は、メガバンクにはできないサービスです。

地銀職員は大量に解雇されるかもしれないけど、小さくなることを恐れてはダメです。

 

実はG.comも同じような発想です。競争力を手に入れるには競争するしかない。自分たちに出来ることを信じる力が未来を開く、でしょ?ガンバレ地銀、ガンバレ地方!